ケガをしない投げ方の矯正方法 #2
今回も簡単に出来る投球フォーム矯正術です‼︎
第2回は「グローブをはめる手は胸へ」です。
この矯正の目的は、第1回同様「ケガ予防とコントロールの安定」です。
早速ですが、やり方はこんな感じです。
(横、斜め、注意点の順番で載せます)
ポイントを簡単に説明します。
① グローブをはめる手は「常に胸に置く」
(出来る限り胸から離さない)
② 実践する時は短い距離からでOK
③ ×の写真の様に両胸が相手に見えたらNG
○の写真の様に両胸が相手に見えなければOK。
④「投げづらい」と感じればOK‼︎
ポイントを4点挙げましたが、特に④「投げづらい」という感覚を大切にして下さい。
最初はとても違和感があると思います。表現を替えれば「苦しい」という感覚に近いかもしれません。
これが出来る様になると、「ケガ予防とコントロールの安定」はもちろん、相手(バッター)から見づらい投球フォームになります。
「見づらい」ということは
「打ちにくい」ということです。
これはかなりオススメです。また、投手としてプレーしていく以上、常に追求したい動作です。
極端な例ですが、
150キロの見やすいストレートを投げる投手、
140キロの見づらいストレートを投げる投手、
どちらの選手が活躍すると思いますか?
確かに150キロ投げることは素晴らしい事ですが、
間違いなく140キロの見づらいストレートを投げる選手が活躍します。
この動作が自然に出来ている選手も稀に現れますが、正直なところ全く意味がありません。
何故なら、自然に出来ているということは「たまたま」と一緒です。
どうすれば相手を打ち取れるか?
どうすれば相手は嫌がるか?
自分に足りない物はなにか?
といった、「考える」という動作がとても大切なことです。
見づらいフォームを作ろう‼︎という明確な目的が無いとレベルアップは見込めません。
是非試してみて下さい‼︎